障がいある人がファッションショー 23日諏訪

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本番に向け、ドレスや羽織はかまを試着する利用者ら

諏訪市中洲の障がい福祉サービス事業所「森の工房あかね舎」は23日、障がいのある利用者がモデルを務めるファッションショーを市総合福祉センターで開く。住民と触れ合う「あかね舎まつり」の一環として、地元の人たちの協力を得て初めて企画。共生社会に向けて理解を高めてもらう機会とし、地域とのつながりを深める。

ショーは、2022年に貸衣装と写真スタジオのマリアージュ&エンレース(同市中洲)からドレス3点を譲り受けたのがきっかけ。施設利用者から晴れやかな装いを「多くの人に見てほしい」との要望が高まり、計画が動き出した。協力者も集まり、今年に入ってようやく実現するという。

■家族、支援者に感謝を伝える

ステージには、10~60代の利用者20人が出演する。華やかなドレスをはじめ、羽織はかま、高校の制服などからそれぞれ好みの衣装をまとい、ランウエーを歩く。家族や支援者に向かって進み、感謝を伝える計画だ。

ヘアセットに力を貸すのは、2年前の寄贈にも携わった美容室ヴェルデ(茅野市)。地元の起業家たちがメーキャップや写真撮影に協力し、ステージを盛り上げる。

本番に向け、衣装貸し出しと着付けで支援するマリアージュ&エンレースでは、訪れた利用者が順番に試着。白いウエディングドレスを選んだ守屋優加さん(25)は「お姫様みたいでかわいい」と声を弾ませた。

同店の古屋良美専務は「人生の節目に袖を通す晴れ着。皆さんにも体験してもらい、家族と喜びを分かち合う手伝いができれば」。井上成美施設長は「開所8年目となり、多くの支えに感謝したい。障がいの有無、世代に関係なく交流し、縁が広がっていけば」と願っていた。

■演劇の披露も イベント多彩

まつりは午前10時に始まり、ファッションショーは午後1時から。利用者による演劇の披露もある。会場では、地元クラフト作家による販売とワークショップ、来場者とのアートの共同制作、音楽ライブ、キッチンカーの出店など、多彩な催しを繰り広げる。

問い合わせは同施設(電話0266・55・7230)へ。

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