諏訪湖SAスマートIC 接続ルート案提示

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諏訪湖SAスマートICの接続ルート案

諏訪湖サービスエリア(SA)に設置が検討されているスマートインターチェンジ(IC)の整備計画について、岡谷、諏訪両市は20日、スマートICに接続するアクセス道路のルート案を両市議会に明らかにした。岡谷市湊の県道岡谷茅野線小坂交差点から岡谷市街地側約100メートル付近と、諏訪市豊田の江音寺北側の県道諏訪辰野線「1号カーブ」付近を結ぶ約2・4キロ。ルートと重なる家屋・建物はすべて湊にあり、約10戸と想定される。両市は、同ルートで住民の理解を求めていく考えだ。

市側が2014年10月に両市議会や地元の小坂区役員に示したルート案に比べ、岡谷茅野線側の接続点を石舟渡交差点から約1キロ岡谷市側に移したのが特徴。岡谷茅野線に交差点を新設し、同所から新設道路を山側に伸ばして栃久保橋をくぐり、湊栃久保の農地を諏訪湖SA方面に向かう。同SA下り線、諏訪市の新有賀配水池、中央道の山側を通り江音寺北側の諏訪辰野線のカーブにつなぐ。道路幅は8~12メートルで大型バスやトラックの通行も可能にする。このほかに岡谷市内にはほとんど影響がない案も検討した。

三案のうち、同日示したルート案は相対評価で建設費や完成後の維持費が安く、影響家屋が少ない。諏訪湖への所要時間は短く、全体的にカーブが少ないといった利点があるという。

上下線に設けるETC(自動料金収受システム)レーンのうち、上り線の進入口は急傾斜地で場所の確保が難しいSAを避け、付近の中央道本線に直結させる形で検討する。

岡谷市の河西稔建設水道部長は整備時期は「定めていない」とした上で、「国の補助制度の関係もあり、このままさらに2年、3年とじっくり構えていくというわけにはいかない点も考慮しつつ、地元の理解が得られるように取り組んでいきたい」と述べた。

今後、地元の合意を得た上で国、中日本高速道路(ネクスコ中日本)、県、両市、警察、地元区などで地区協議会を組織し、道路建設に向けた計画書を策定して関係機関にスマートICの設置申請を行っていく。

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