鳩吹クリーンセンター 29年の歴史に幕

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鳩吹クリーンセンターの閉場式に出席した市や横山区の関係者。閉じていくシャッターを見守った

上伊那広域の不燃物処理施設の統合に伴い、3月末で廃止された伊那市横山の鳩吹クリーンセンターで22日、閉場式があった。市や横山区の関係者ら約20人が出席。1988年度の供用開始から市の不燃物や粗大ごみ処理をしてきた施設が役目を終え、29年間の歴史に幕を下ろした。市と区では跡地利用の検討を始めており「年度内に道筋を立てたい」(市生活環境課)としている。

白鳥孝市長は施設の維持管理にも尽力してくれた区に繰り返し礼を述べ、唐木春男区長に感謝状を贈った。

市はすでに、横山区と跡地利用を検討する合同委員会を発足。一部の施設を生かして何らかの事業をするか、解体撤去をして活用していくかを含めて白紙の状態だが、白鳥市長は「(一帯にある)鳩吹公園、ますみケ丘平地林を含めた形で地元の皆さんと一緒に考えたい」とした。唐木区長は「市や地区の活性化につながるものになればいい」と述べた。

市は71年度、現在の鳩吹公園の位置に一般廃棄物の埋め立て地を設置。満杯が近づきつつあった86年度に減量化・資源化も可能となるセンター建設に着手し、その2年後から稼働した。当時は年間で約4500トンを処理。かつての埋め立て地には鳩吹公園を整備し、「つつじ公園」として親しまれている。

上伊那広域連合の第3次ごみ処理基本計画に基づき、上伊那の不燃・粗大ごみ処理は4月から、クリーンセンター八乙女(箕輪町)に一本化されている。

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