2018年01月03日付

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伊那市内にある県の水力発電所でつくった電力が、今年度から世田谷区内の保育園で使われている。もともと、長野のダムの電力を通じた交流が目的の事業。園には、伊那で収穫されたお米も届けられた。そのお米を食べた園児たちから、県の担当課に「おいしいお米をありがとう」の便りが届いた、と心温まる話題を取材した▼便りを送った園に聞くと、「味が、ぜんぜん違いました。子どもも分かったと思います」とのこと。粘りや甘みがあり、園児から「おいしい」と高評価だったという▼夏に暑中見舞いを祖父母に書いたりして、郵便ごっこを楽しんだ園児の中から「お礼を送りたい」と声が上がった。五十音の表を見ながら鉛筆を握ったといい、文字からは、1文字ずつ丁寧に書く姿が透けて見える▼「ながのけんのみなさまへ」と書き出し、「おいしいごはんをありがとうございました」とか、お米と一緒にアルクマ人形が届いたことから、「あるくまくんだいじにするね」とか▼食べる前に、「電気と同じ長野の人が作ったお米です」の説明もあって、「でんきおくれてありがとう」とも。中には「ながのけんのしゅういちさんへおこめおいしかったよ」。これは恐らく、阿部守一知事宛てだろう。アルクマが知事メッセージを持っていたから。そんな気を使ってくれたのは、みことちゃん。園児のみなさん、こちらこそ温かな気持ちをありがとう。

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