学生の要望に応え街灯増設 諏訪東理大周辺

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学生から危険性が指摘されている通学路

茅野市は、同市豊平の公立諏訪東京理科大に通う学生の通学環境を改善するため、大学周辺の道路にある街灯を増設し、LED照明にする。通学路の危険性を訴える学生の声を受けて事業化したもので、事業費を盛った今年度一般会計補正予算案を29日開会の市議会9月定例会に提出する。市は議会議決を経て、日没が早くなる10月末ごろまでに設置したい考えだ。

私学だった同大は今年4月、諏訪6市町村の公立大として再スタート。公立化に伴い、国の財政支援を受けて私学時代の半額程度に学費が抑えられたこともあって、志願者が急増した。5月1日現在の大学院を含む学生数は1155人で、公立化の検討が始まった2015年度より286人も増えている。

LED照明街灯設置事業は、同市の柳平千代一市長が同大で初めて開いた昨年11月の「まちづくり懇談会」がきっかけ。学生から通学路の危険性を指摘する意見や、街灯の設置を求める声が出たことを受け、事業化に向けて検討を進めていた。研究やサークル活動を終えて、夜間に下校する学生たちの安全確保につなげる狙い。

対象は、鬼場交差点付近から大学キャンパス周辺まで総延長1キロの国道152号や市道に設置された市の街灯21基。このうち9基を今回新設し、既存のものは全てLED照明にする。現行の蛍光灯に比べて約3倍の明るさになるという。事業費は240万円。市が単独で起債で賄う。

市企画財政課は「学生が増えている中、通学環境の改善を図りたい。日が短くなるなる前に設置できたら」と話している。

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