ワカサギ投網漁解禁 諏訪湖

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投網漁が解禁されたワカサギ。風の影響で出漁者が少なく、水揚げ量は昨年を下回った

諏訪湖のワカサギの投網漁が3日、解禁された。未明の風の影響で出漁者は4人と昨年の解禁初日よりも11人少なかったことが影響し、水揚げは約20キロで前年を約50キロ下回った。魚の大きさは3~4センチで昨年よりも小さめだが、諏訪湖漁業協同組合によると、この時期の諏訪湖産とすれば「例年並み」という。

諏訪湖漁業センター(諏訪市渋崎)に持ち込まれた出荷量は少なかったが、武居薫組合長は「この風の中でよく漁に出てくれた」と漁師に感謝した。出漁時間は午前4~6時。気象庁によると、諏訪の同日午前2時の風速は7.3メートル。湖上だと白波が立つほどで、武居組合長は「出漁しにくい状況だった」と語った。

今年のワカサギの採卵は主力の上川河口(諏訪市)で親魚の遡上数が伸びず、春の自湖放流量は3・5億粒と前年比4・8億粒減となったが、えさとなるプランクトンの発生状況から「生存は例年以上に良好だった」と推定されている。魚体は痩せておらず、脂の乗り具合も良好で同組合長は「その点はひと安心」とした一方で「現在の諏訪湖には生き物が生息する基本的な条件が整っていないと感じる場面が多くなっている」とも語った。

出漁日は当面週3回。投網漁は例年、年明け1月の半ばごろまで続く。

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