国定公園指定の宮田高原 利活用の提案を

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国定公園指定され今後の利活用に注目が集まる宮田高原

県と宮田村は、昨年3月に国定公園指定された宮田高原(標高1650メートル)の新たな活用方法や事業による集客に向けたアイデアの募集を始めた。対象は民間の事業者など。広く意見や提案を求め「環境を生かした観光的要素の濃い利用」(村担当者)の実現につなげていく。

同高原はかつて冬はスキー場、夏はキャンプ場として上伊那地域でも屈指のレジャー施設として活用されていた。しかし、スキー場は1987年を最後に終了。夏季には地元の畜産農家が牛を放牧し、牧歌的な風景と中央アルプスの眺望を楽しめるキャンプ場として活用されてきたが、近年は放牧する牛の減少で、ここ数年行われていない。

また、照明施設の少なさから「天体観測」に適していると一部愛好者から好評を得ているが、キャンプ場オープン期間の7~9月の利用者数は直近5年間では2018年の1069人をピークに、600~900人で推移している状況だ。

村としては、集団登山やレジャースキー最盛期の来場者2000人余で推移した「昭和から平成の初めごろ」の再来を目指している。

提案できるのは、同高原の利用推進に関わる施設の整備や運営主体となりえる法人またはグループ。キャンプ場の利活用や再整備のほか、高原内の未利用地の利用法、園路などを利用したアクティビティー、宮田高原センターハウスを利用した飲食の提供、高原と同村内とを結ぶイベントの企画―など、アイデアを実現させるための施設整備や運営方法などを具体的に提案する。

提案の受け付け締め切りは10月29日。応募のあった提案は12月中旬に県が公表。来年3月までに県と宮田村で実施する事業を決める。

村では「民間の活力により魅力的で 継続性のある利用方法を提案してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは県自然保護課(電話026・235・7178)、宮田村産業振興推進室商工観光係(電話0265・85・5864)へ。

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