新たな入学者を迎え、あいさつする放送大学長野学習センターの大塚勉所長

放送大学長野学習センターで入学者の集い

2024/04/07 06:00
地域

 放送大学長野学習センターは6日、2024年度第1学期(4~9月)の入学式「入学者の集い」を諏訪市駅前交流テラスすわっチャオ内の同センターで行った。諏訪、上伊那地方など県内各地から教養学部に221人、大学院に25人の合わせて246人が入学。生涯学習の場として、豊かな教養を培いながら幅広い学問分野の知識を深める。

 

 入学者は18~87歳の人たちで、平均年齢49.4歳。授業はテレビ、ラジオやインターネットで進め、講師が対面して行う面接授業もある。

 

 集いには約20人が出席。放送大学学歌を斉唱し、岩永雅也学長のビデオメッセージが紹介された。同センターの大塚勉所長(信州大学名誉教授)はあいさつで「どんな時も学びは生きる目標を与え、支えになり、次の新たなステップへ踏み出す力になる」と呼び掛けた。

 

 所長表彰の授与も行った。23年度第2学期(23年10月~24年3月)の卒業生のうち、これまでに「心理と教育」「社会と産業」など全6コースを卒業した若尾政徳さん(73)=上田市=が名誉学生表彰を受け、4コースを卒業した4人が生涯学習奨励表彰を受賞した。

 

 若尾さんは退職を機に10年度から同センターで学び始め、14年間かけて6コースを履修したという。「学ぶことが好きなので楽しかった」と話した。

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