AIオンデマンド交通の愛称と車両デザインを発表する諏訪市の金子ゆかり市長

諏訪市AIオンデマンド交通 愛称決まる

2024/04/26 06:00
行政・政治

諏訪市は25日、10月から試験運行する人工知能を活用した予約型・乗り合いのAIオンデマンド交通の愛称を「チョイソコ かりんちゃん」に決めたと発表した。車両のデザイン案も披露。大型連休明けの5月8日から、運営事業者の長野トヨタ(長野市)と合同で、利用方法や事前登録などに関する市民向け説明会を始める。

 

愛称は3月中旬に市職員らから募った。109件の中からコミュニティバスで市民になじみのある名前「かりんちゃん」を採用。チョイソコは諏訪市が今回活用するトヨタグループ・アイシンのサービス、事業名だ。10人乗りの3台で試験運行を計画。車両にはかりんちゃんの絵柄、諏訪湖の青、高原の緑、市木カリンの黄色をデザインした。

 

現行のかりんちゃんバス停留所にAIオンデマンド専用停留所を加え、300カ所以上の乗降場所を置く。会員登録をし、電話やスマートフォンで予約。利用者の予約に応じて、人工知能(AI)が最適なルートを割り出して運行する。1年間の試験運行を経て来年10月からの本格運行を目指している。

 

説明会は市役所と4地区公民館で開催。このほか、要望に応じて出張説明会も行っていく。問い合わせは市地域戦略・男女共同参画課(電話0266・52・4141内線283)へ。

 

説明会の日程は次の通り。

 

▽5月8日=諏訪市役所1回目(午前10時~正午)、2回目(午後2~4時)▽15日=豊田公民館(午前10時~正午)、湖南公民館(午後2~4時)▽22日=中洲公民館(午後2~4時)▽23日=四賀公民館(午後2~4時)。

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