多発するSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺などについて諏訪署と金融機関が情報共有した諏訪防犯協会連合会金融機関部会の緊急会議

詐欺手口や対策共有 諏訪署と防協連緊急会議

2024/04/27 06:00
社会

諏訪署と諏訪防犯協会連合会は26日、管内の諏訪市と下諏訪町にある金融機関でつくる同連合会金融機関部会の緊急会議を同署で開いた。今年に入り、同署管内で電話でお金詐欺(特殊詐欺)やSNS型投資詐欺・ロマンス詐欺が多発していることを受け、金融機関にも被害防止に協力してもらおうと実施。各金融機関の代表者24人が集まり、最近の詐欺の手口や対策方法などについて情報共有した。

 

同署によると、同署管内の今年の被害状況(25日現在)は、電話でお金詐欺が6件(前年同期比4件増)で被害総額約400万円(約809万円減)、SNS型投資詐欺が4件で同約6056万円、SNS型ロマンス詐欺が4件で同約1億円。両SNS型詐欺の被害件数と被害額は、県内でも多発しているという。

 

会議では、同署生活安全課の原毅課長が被害状況や手口などを紹介した。電話でお金詐欺では、最近は既存口座をインターネットバンキングが可能になるよう手続きさせ、パスワードを聞き出して違う口座に送金する手口が多いと説明。投資詐欺は、著名人をかたる広告から勧誘し、アプリ内で入金した金額が増えていく偽アプリをダウンロードさせるなどと解説した。

 

その上で、「犯人側は、捕まるリスクを減らし、自分たちに有利となるようどんどん手口を進化させている」と指摘。新規口座開設時や高額振込時の声掛けと通報、高齢者のインターネットバンキング利用開始時の声掛け、口座振り込みに関するモニタリングの強化などを要望した。

 

講話に先立ち、同部会長の増田哲・八十二銀行諏訪支店長は「我々は振り込み業務の最前線にいる。職員全体で危機感を持ち、水際で被害を防止できるようにしていきたい」とあいさつ。同署の上原正樹署長は「1件でも被害が減るように、職場で情報を共有していただきたい」と呼び掛けた。

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