働き方改革や賃上げなどを訴えてデモ行進する参加者=諏訪市文化センター周辺

諏訪地区メーデー500人 5年ぶりデモ行進も

2024/04/28 06:00
社会

連合系の第95回諏訪地区メーデー(連合長野諏訪地域協議会主催)が27日、諏訪市文化センターであった。5年ぶりに通常規模で開催し、デモ行進を実施。31単組から約500人が参加し、労働者の立場を尊重した働き方改革や賃上げなどを訴えた。

 

スローガンに「働く者の連帯で、『ゆとり・豊かさ・公正な社会』を実現し、自由で平和な世界をつくろう」を掲げ、特別スローガンには「能登半島地震、団結の力で息の長い復旧・復興支援!」を設定。メーデー宣言を採択し、働く仲間に寄り添う活動の継続や、賃上げによる底上げ・格差是正、就労支援などを誓い合った。

 

実行委員長の横尾政和・諏訪地協議長は「ほかの産別や単組とのつながりを持って、支え合いと助け合いの心を大切に、さまざまな課題解決への取り組みや情報共有に励んでいこう」と呼び掛けた。

 

式典後は市文化センター周辺でデモ行進を実施。プラカードを掲げながら「長時間労働の撲滅」「世界の恒久平和実現」などと声を上げ、豊かな社会づくりを訴えた。

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