諏訪市は10日、市内の災害危険箇所を点検する「防災パトロール」を2日間の日程で始めた。梅雨期を前に毎年実施しており、市、諏訪署、諏訪広域消防諏訪消防署、県の関係者ら25人が参加。初日の点検箇所の一つ、上諏訪の唐沢川では小型無人機ドローンを飛ばし、阿弥陀寺の近くにある砂防堰堤の堆積状況を上空から確認した。
唐沢川上流部には土石流特別警戒区域もあり、市は水防上の要パトロール箇所としている。調査はNPO諏訪広域ドローン協力会と連携。参道入り口の駐車場から上流部に向かって機体を飛ばした。ズーム機能を使って堰堤付近を撮影し、その映像を麓の画面で確認。市危機管理室は「堰堤の破損はなく、堆積が進んでいる状況も見られない。要パトロール箇所として継続したい」とした。
防災パトでドローンを活用するのは2回目。災害時に崩落地などで行う現地確認・安全確認も想定した。
2日間で39カ所を点検する予定で、危険度に応じてA~Cランク、要パトロールの4段階に分類。市は判定結果をまとめ、6月の市防災会議に報告する。
購読残数: / 本
⻑野⽇報社からのお知らせ
フォトサービス
紙⾯に掲載された写真を有償で提供しています
第50回信州書道展 紙面PDF
長野日報の紙面PDFをご覧いただけます
諏訪湖マラソン…外部リンク
毎年10⽉開催の諏訪湖⼀周のハーフマラソン
第36回諏訪湖マラソン記録
⻑野⽇報の紙⾯PDFをご覧いただけます
⻑野⽇報ご購読
こちらから⻑野⽇報のご購読を申し込めます
⻑野⽇報就職研究会…外部リンク
「就職はふるさとへ」と考えている学⽣のみなさんへ
長野日報社 社員募集
2025年4月入社の社員を募集します
週間ランキング
諏訪湖の広範囲が結氷 御神渡りへ望みつなぐ 原料高騰で多彩にバレンタイン商戦 諏訪地方 諏訪湖観察 雪景色、結氷は見られず かわいい巳年の干支だるま 7季連続「明けの海」 御神渡り出現難しい 6年ぶり諏訪湖新作花火 分散開催の新形式で再開 「1回は乗りたい」来季期待 御神渡り観察総代 立春 御神渡り観察一区切りも最強寒波に期待 ブルーノ選手、中高生に指導 伊那で陸上講習会 山口村越県合併20年 加藤出さんに聞く日付で探す