諏訪湖周の桜が見頃を迎えている。先週末からの暖かな陽気で一気に咲きそろった。好天に恵まれた１３、１４の両日は大勢の地域住民や観光客らでにぎわい、約１６キロの全線が開通した「諏訪湖サイクリングロード」を自転車で走りながら花見を楽しむ家族連れやカップルの姿も見られた。

諏訪市の湖畔では、間欠泉センターから下諏訪町境まで桜並木が続く。管理する市都市計画課によると、見頃時期はほぼ平年並みで、この先の天候によるが、サイクリングロードの全線開通記念式典と記念イベントがある週末まで盛りが続きそうという。

スイセンの白や黄色の花もあちこちで咲き誇り、ヤナギのやわらかな新緑が青空や湖面に映える。１４日、わが子と一緒にサイクリングを楽しんだ女性は「天気も良くて、桜も最高です。本当に気持ちがいい」と喜んでいた。