茅野市は10日夜、市職員採用試験の受験を検討している人を対象とした「若手職員による就職説明・座談会」をオンラインで開いた。学生や中途採用希望者など県内外から計26人が出席。ウェブ会議サービス「Zoom(ズーム)」を通じて、市が目指す方向性についてベテラン職員から説明を受けたり、入職2~3年目の若手職員に職務内容や必要な能力などに関する質疑応答をしたりして、自身の将来について具体的なイメージを膨らませた。
少子高齢化や職種の増加などを背景に、地方公務員の志願者が全国的に減少傾向にある現状を受け、新たに企画した。市は、昨年度の退職者が当初の見込みよりも多く、来春の採用枠を今春から1.5倍の30人程度に増やすなど、人材確保に向けての取り組みに力を入れている。
同座談会では若手職員の実体験を伝えることで、志願者の想定と実際との「すれ違い」をなくし、内定辞退や中途退職の割合を減らしたい考えだ。
▽事務一般▽土木・建築・水道(技師)▽保健師▽管理栄養士▽保育士-の職員が登壇し、参加者は自身が希望する職種のグループへ参加して、説明を受けた。県外出身者からは移住に関する質問も寄せられた。
現在こども課で働く、入職3年目の佐々木菫さん(25)は、日々の仕事や、やりがいなどについて説明。「自分が就活生の時は情報収集が難しかったので、当時このような企画があれば、ぜひ参加したかった」と、学生に近い立場から今回の試みを評価していた。
総務課の平林健児職員係長は「人材は行政の生命線。組織の活性化を念頭に置き、優秀な職員の採用につなげられれば」と今後の展望を話した。
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