サマースクールへの参加を呼び掛けるチラシ

伊那で8月、初サマースクール

2024/05/15 06:00
社会

国内外の大学生と全国の高校生が1週間寝食を共にしながら、まちづくりをはじめとする多種多様なテーマについて学ぶサマースクール「HLAB(エイチラボ) SHINSHU 2024」(実行委員会主催)は8月14~20日、伊那市と上高井郡小布施町で開く。伊那市では初めての開催で、総勢約120人が集まる予定。次代を担う若者に国境や地域を越えて刺激し合う機会を提供するとともに、地域と若者との関係づくりを図る。6月16日まで高校生80人を募集している。

 

実行委は全国規模でサマースクール事業を展開する一般社団法人HLAB(東京)、県教育委員会、伊那市、伊那商工会議所、小布施町で構成。県内では2013年から小布施町を会場に始まった。伊那市での開催はエリア拡大を進める中で、伊那商議所が中心になって働き掛けるなどして実現した。

 

会場は8月14~17日が伊那市、17~20日が小布施町。セミナーやフォーラムのほか、地域で活躍する人との対話を予定。伊那市会場ではまちづくりをテーマにしたワークショップを行う計画だ。

 

具体的な内容については、国内外から参加する大学生約40人が企画。外国の学生と英語を介した会話や授業を通して語学力の向上も図る。外国から学生を招くことでインバウンド(訪日外国人観光客)を促進させつつ、地域との交流・関係人口づくりにもつなげ、地元高校生には郷土愛を育む機会とする。

 

参加費は11万円(宿泊費や保険料など含む)、開催地以外の県内在住者は7万7000円。伊那市在住者は市と伊那商議所の補助により2万7000円。募集人数約80人のうち、10人ほどを伊那市在住者枠とする。

 

参加希望者は同法人のホームページから申し込む(書類選考あり)。問い合わせはHLAB2024運営委員会(電子メールinfo-ss@h-lab.co)へ。

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