神奈川県秦野市から諏訪市までたすきをつなぎ、笑顔でゴールテープを切る秦野市のランニング愛好者ら=諏訪市役所

秦野市からリレーマラソン完走 諏訪市役所で歓迎

2024/05/26 06:00
社会

諏訪市と姉妹都市提携を結ぶ神奈川県秦野市のランニング愛好者が25日、締結40周年記念の「親善訪問リレーマラソン」を行った。40~90歳代の26人が参加。秦野市から諏訪市までの28区間・約160キロをたすきでつないだ。ゴール地点の諏訪市役所では市民の歓迎を受け、さらなる友好親善と発展を誓い合った。

 

1984年の締結から10年を迎えた94年に始まり、その後5年ごとに実施。今回で7回目を迎えた。メンバーは午前5時、高橋昌和市長のメッセージを携えて秦野市役所を出発。静岡県を経て山梨県笛吹市から国道20号を走った。

 

諏訪市役所では全員がそろい、諏訪市職員や諏訪湖走友会員らが出迎える中、横断幕を手に笑顔もそろえてゴールテープを切った。「1日の気温差が大きく苦労したが、事故なく楽しく走れた」と、リレーマラソン実行委員会の石川厚則会長(57)。末長い友好親善を望む高橋市長のメッセージを読み上げた。

 

諏訪市スポーツ協会の佐久秀幸会長、諏訪湖走友会の近藤一美会長が歓迎のあいさつをし、互いの土産品・特産品を交換したり記念写真を撮ったりしながら、諏訪湖マラソンでの再会も約束。「上諏訪温泉にゆっくりつかり、疲れを癒やしてください」とする金子ゆかり市長のメッセージも代読された。

 

秦野市の実行委顧問、高橋文雄さん(90)は「諏訪市の皆さんの温かさも励みになってリレーマラソンを続けてこられた。40周年を迎え、市民レベルの交流がさらに活発になれば」と望んでいた。

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