バドミントンのABC大会県予選シングルスで優勝した小松穏さん(左)と細井惺太君

バドミントン小学生大会県予選 小松さん細井君優勝

2024/05/29 06:00
スポーツ

バドミントンの第25回ダイハツ全国小学生ABC大会県予選(19日、伊那市)で、チームイシバジャパン長野(TIJ長野)の小松穏(のどか)さん(7)=駒ケ根市赤穂小2年=と、細井惺太君(7)=伊那市新山小2年=がそれぞれ優勝した。男女別のシングルスCの部(1・2年)を制し、初となる全国への切符を獲得。喜びをかみしめている。

 

大会は5・6年がA、3・4年がB、1・2年がCに分かれて競うシングルス戦。Cの部は男女それぞれ15人ほどが出場。優勝者が8月10~12日に岐阜県岐阜市で開かれる全国への出場権を得た。

 

小松さんは、冷静で技に長け、相手の弱点を突いて試合を組み立てる技巧派。県予選でも落ち着いたプレーを見せ、危なげなくストレートで勝ち抜いた。全国の大舞台に向け「いつものように一生懸命やって勝ちたい」と意気込み、さらなる成長を誓う。

 

細井君は、気持ちの強さが武器。鋭いスマッシュに加えて動きのスピードもある。県予選の決勝はフルゲームまでもつれたが、持ち前の粘り強さで勝利をつかみ取り「すごくうれしかった」。全国大会も「最後まで諦めずに追いかけたい」と張り切っている。

 

所属選手のABC大会県予選制覇は通算7回に。Cの部では初めてで、全国への出場選手も低学年は入れ替わりが激しく、「やってみないと分からない部分がある」と小林敏秀監督(62)。ベスト8を目標に「チャレンジャーとして諦めないプレーを」と期待し、大会に向けた練習で「フットワークや攻撃の技術を向上させたい」と話す。

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