伊那市内で撮影された映画「かくしごと」(企画・制作ホリプロ)が7日から全国公開される。父親への葛藤を抱えながら田舎で暮らす女性が記憶喪失の少年を助けたことで彼女を取り巻く状況が変化していくストーリー。市職員たちでつくる伊那谷フィルムコミッション(FC)が協力した作品で、市内の公共施設や自然風景が登場するほか、市消防団も撮影に参加。伊那旭座(同市)でも上映する。
原作は北國浩二の小説「嘘」。事故で記憶を失った少年を助けるため「自分が母親」と偽って支える主人公を俳優・杏さんが演じ、父親役は奥田瑛二さん、少年役を中須翔真さんがそれぞれ担う。脚本・監督は「生きてるだけで、愛。」の関根光才さん。
撮影は2022年8月に実施。原作の舞台は県内の架空の街だったが、ロケ地選定の中で関根監督が伊那市を気に入り、物語の舞台として撮影することになった。劇中でも「伊那市」の表記となる。
ロケ地はニシザワ高遠食彩館や非持山公民館、市保健センター、小黒川渓谷、常盤橋付近など。少年を捜索するシーンの撮影には市消防団が全面協力した。
伊那谷FCは「物語の中で伊那市の自然など見慣れた風景が出てくる。スクリーンを通して見ることで、改めて地域の魅力を感じてほしい」としている。
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