ミニ額に作ったヒマワリを貼り付ける参加者たち

3Dアートでヒマワリ 原田泰治美術館WS

2024/06/11 06:00
文化

諏訪市の原田泰治美術館で8日、ハンカチや布を用いた3Dアートに親しむ「サークルゼフィール」(東京都)によるワークショップ「ハンカチと布の3Dアートワークショップ」が開かれた。8人が参加し、ヒマワリ柄のハンカチから花びらなどを1枚ずつ切り抜き、立体的に貼り合わせたものを額に取り付け、オリジナルのミニ額を作った。

 

同館で開催中の「ハンカチと布の3Dアート展~花に誘われて~」(同サークル主催)に合わせたイベント。メンバーが原田泰治さんの作品が描かれたハンカチを同美術館で購入し、切り抜いて3Dアートにしたことをきっかけに作品展を開催。主宰の松並正子さん(78)が「3Dアートをより多くの人に知ってもらいたい」とイベントを企画した。

 

参加者たちは、松並さんとメンバーの風野典子さん(53)に教えてもらいながら作業を進めた。のりで固めた木綿のヒマワリ柄のハンカチから花びらなどを1枚ずつハサミで切り抜いた後、ピンセットで立体的に張り合わせ、用意された額に飾り付けた。花びらの角度や水滴をモチーフにしたビーズなど、思い思いのこだわりも加えていた。

 

太田悠香さん(30)=同市大和=は「きれいになるようバランスを見て調整して作った。平面から立体になっていくのが面白かった。ヒマワリのデザインなので日の当たる所に飾りたい」と笑顔。松並さんは「それぞれのセンスを加えてくれたことがうれしい。きれいに飾ってもらえれば」と期待した。

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