中ア西駒山荘、ヘリで荷揚げ 伊那市観光

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西駒山荘へ荷物を運ぶヘリコプター

夏山シーズンを前に29日、中央アルプス将棊頭山(標高約2730メートル)頂上直下にある山小屋「西駒山荘」への荷揚げ作業が行われた。飲食料や燃料などを、麓の鳩吹公園(伊那市)からヘリコプターで運び、7月8日の営業開始に向けて登山客の受け入れ準備を整えた。

山荘を運営する伊那市観光の社員らが、荷物の積み揚げ先の同公園と山荘の二手に分かれて作業。荷をつり下げたヘリコプターが4回往復し、飲食料や燃料、発電機など計約2.4トンを山荘に運んだ。

2020年度は営業を休止するなど、新型コロナウイルス感染症の影響を色濃く受けてきた同山荘。同社の山小屋担当者によると、今季の宿泊予約状況は好調で、回復基調にあるという。

山荘の営業は、10月9日までの3カ月間。新型コロナ感染対策を継続する。宿泊の定員は40人だった従来の7割に制限し、ゆったりしたスペースで疲れを癒やしてもらう。

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