八ケ岳・諏訪湖完走 来月からスタンプラリー

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八ケ岳・諏訪湖エリアで7月15日から始める「デジタルスタンプラリー」をPRする県諏訪地域振興局職員

県諏訪地域振興局と諏訪地方観光連盟は29日、自転車など人力の移動手段で楽しむ旅のスタイル「ジャパンエコトラック」の地域に認定された八ケ岳・諏訪湖エリアで、初の企画「デジタルスタンプラリー」を行うと発表した。開催期間は7月15日から10月31日まで。諏訪地域の自然や歴史を感じながら楽しむサイクリング、トレッキングなどの14ルートがあり、好きなルートを選んで完走すれば、抽選で”ご当地商品”が当たる内容だ。県内外の多くの人に参加を呼び掛けている。

八ケ岳・諏訪湖エリアは昨年12月、アウトドア用品大手のモンベルを事務局とする全国組織からエコトラックの認定を受けた。今年度が実質的に1季目となり、同エリアのPRと利用促進を狙って企画した。ルート情報はすでにパンフレットや公式アプリで発信している。

エコトラックの公式アプリをダウンロードしてルートを選択。各ルートに複数のポイントが設定されており、通過すれば自動的にスタンプが取得できる仕組み。全て集めると応募の権利が得られる(1ルートにつき1回限り)。賞品は35人分で、諏訪地域のペア宿泊券や宿泊補助券、観光施設招待券、特産品の詰め合わせなどを用意する。

写真共有アプリ「インスタグラム」でルート上の風景やグルメなどを投稿すれば、完走とは別にもう一つの応募の権利を得られる。

同エリアの登録ルートはサイクリング9、トレッキング3、パドリング2。ビーナスラインや諏訪湖周を舞台にしたり、寺社や縄文遺跡を回ったりするルートがある。「八ケ岳全山縦走ルート」(距離約37キロ)など1日で完走するのが困難なルートは、数日に分けて完走を目指してほしいとする。

振興局商工観光課は「高難度からお手軽まで多彩なコースがあり、体力に合わせて選んでいただけたら。人力移動手段で自然や歴史を感じながら巡ってもらい、このエリアの魅力を感じてください」と話している。

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