夏を彩る高山植物 中ア一帯で見頃に

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中央アルプス一帯で、夏を彩る高山植物の花々が見頃を迎えた=写真。今年は雪が少なく、気温が高い日も多かったために花の生育も大幅に前倒しに。ハクサンイチゲなどが風に揺れて美しく咲き誇り、行き交う登山者らの疲れを癒やしている。

ロープウエーで手軽に出掛けることができる千畳敷。ハクサンイチゲの他に、鮮やかな黄色い花を咲かせるシナノキンバイやミヤマキンポウゲなどの花が日に日に増え、観光客らが眼下に望む市街地の眺めとともに楽しんでいる。

駒ケ岳や中岳まで足を運ぶと、濃い紫色の小花が特徴のオヤマノエンドウなども見頃に。中ア固有種で宮田村の特別シンボルに指定されているコマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)も見ることができる。

駒ケ岳ロープウェイを運行する中央アルプス観光は「残雪の雪解けとともに花が咲くエリアも移っていき、種類にもよるが夏の花は8月中旬まで楽しめる。今年は花の種数が豊富です」。

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