安全な八ケ岳登山呼び掛け 相談所を設置

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登山計画書の提出を求めた相談所=美濃戸口

諏訪地区山岳遭難防止対策協会(遭対協)と茅野署、諏訪広域消防は16日朝、八ケ岳連峰の入山口となる美濃戸口(八ケ岳山荘前)と唐沢鉱泉に登山相談所を設けた。入山者に登山計画書の提出を求め、安全な登山を呼び掛けた。

遭対協は季節ごとに登山相談所を開設しており、この日は夏山登山向けの最終回。美濃戸口でも入山ルートや宿泊、滞在予定の山小屋などを聞き、余裕ある行動を求めた。

茅野署地域課の村上春満さんによると、季節の変わり目となるこの時期は防寒と脱水症の両方の対策を取ることが大事。「夏に限ったことではないが、入山の際には必要な装備を整えてほしい。午後に入山しようとする人が散見されるが、日が短くなっているので注意してほしい。日没後は遭難のリスクが高まる」と話していた。

相談所は昼ごろまで開き、午後からは登山道のパトロールを開始。18日までの日程で続ける。

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