地域材で思い思いの形 上の原保育園工作体験

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自由な発想で地域材を組み合わせて工作を楽しむ上の原保育園の年長園児たち

長野県伊那市の上の原保育園で19日、年長児49人が地域材を使った工作を楽しんだ。木や森林へ親しみの気持ちを持ってもらう木育として市が企画し、木工関係の事業者や団体が講師などとして協力。子どもたちは板材や木の実を思い思いに組み合わせたり飾ったりして、家や自動車などを形作った。

材料は市内平地林に生息するコナラやヒノキなど。床の上に並んださまざまな形の板材、廃材、枝木の輪切り、ドングリ、松ぼっくりを囲んだ子どもたちは「木の匂いがする」。自由にイメージを膨らませて材を組み合わせて接着。機械で板をハート型などに切ってもらう子もいた。

夢中になって完成させたのは車やおもちゃ、貯金箱…。「これはトイレ、こっちは椅子」と指さしながら説明した園児は「お家を作った。ちょっとずれちゃったけどうまくできた」と笑顔だった。

市内の4事業所・団体と所属する木工職人らが木材の提供や講師などで協力した。木棲舎(同市西箕輪)のスタッフ伊藤幸男さん(69)は「子どもたちの自由な発想には驚く。森や自然に目を向ける機会になれば」と話した。

工作体験は、森林資源が豊富で林業振興に力を入れる市が10年ほど前から市内保育園で実施。今年度は東春近(26日)、高遠第2、3(30日)でも行う。

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