延焼の影響見られず 諏訪市霧ケ峰植生調査

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霧ケ峰の植生調査の報告があった会合

諏訪市は21日、霧ケ峰高原草原再生事業の打ち合わせ会議を市役所で開いた。霧ケ峰植物研究会と市生活環境課が2013年4月の火入れ(野焼き)の延焼による草や木への影響を調べた植生調査の結果を報告。延焼後4年目となる今年度調査でも影響は見られなかった│とした。

地権者の牧野組合や事業に関わるボランティアら約20人が出席した。同研究会の川上美保子代表は、火入れ延焼地と延焼していない計6カ所での草原性植物の結果について、「ススキの草丈が微小ながら成長している」と報告。草原の多様性を維持するために人の手を入れることの大切さを指摘した。貴重なトウヒレン属などは鹿の踏み荒らし被害が懸念されるとも語った。

市生活環境課は富士見台でのレンジツツジの調査について開花数が増えており、「延焼の影響はないと考えられる」とした。調査は5年目の来年度が最終年となる。

延焼以降中止している火入れについて出 席者から発言はなかった。同課は取材に、安全対策が確立されていない段階で市が主体となって実施する予定はない―としている。

市は霧ケ峰の森林化抑制策として来年度も雑木処理を2回予定している。4月22日は踊場湿原北側斜面で行い、周辺で増えている北米原産のイタチハギなどを切る。9月23日は茅野市境の伊那丸富士見台駐車場の向かい側で行う計画だ。

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