地域材活用の現場視察 上伊那地域会議

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地域材で内装を木質化したシェアハウスを見学する委員たち

県森林づくり県民税(森林税)の活用施策について地域の代表者に意見を聴く「みんなで支える森林づくり上伊那地域会議」は17日、今年度2回目の会合を開いた。委員10人のうち7人が出席し、搬出間伐や間伐材活用の現場を巡る視察調査を実施。森林整備の取り組みに理解を深め、税活用事業の成果を確かめた。

空き家を改修した伊那市西町の若者向けシェアハウスも視察。昨年度、森林税の「信州の木活用モデル地域支援事業」に採択され、アカマツの地域材で床を張り替えたほか、壁と天井はサワラ材を張って曲線状に仕上げ、1階部分の内装を木質化した。

シェアハウスは、一つの住宅を複数の人と共用して生活する賃貸住宅。

安価な家賃で住まいを提供し若者を呼び込みたいと、市の地域おこし協力隊員時代にこの事業を手掛けた齋藤俊介さんは、地元や東京の大学生が張り替えなどの作業を手伝ったと報告。「一定の面積だけでも地域材を活用すれば、地産地消のデザインになる」と強調した。委員たちは木の香りで満たされる部屋をじっくりと見学していた。

国交付金事業を活用して伊那市長谷浦で実施中の搬出間伐の現場も視察。枝払いから測尺、玉切りまでを連続して行う高性能林業機械の実力も確かめた。

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