給食でネパール身近に 駒ケ根市の小中学校

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給食でネパール料理を堪能する生徒=駒ケ根東中学校

駒ケ根市の小中学校は今月、地域や食に対する関心を高めようと月1回設ける「駒っ子給食」の一環として、児童生徒にネパール料理を提供している。2020年の東京五輪・パラリンピックで市がホストタウンを務めるネパールを身近に感じてもらおうと、生徒の発案で実現した献立。9日は竜東地区にある3小中学校の給食にネパールの家庭料理「ダルバート」が提供され、児童生徒や教職員、関係者ら約500人が食を通じて国際理解を深めた。

ネパールのポカラ・レクナート市(旧ポカラ市)と国際協力友好都市協定を結ぶ駒ケ根市。中学生の海外派遣国際交流事業や、国際協力機構「草の根技術協力事業」の一環で取り組む母子保健改善事業などを通じてネパールとの相互交流を続けている。

ネパール料理の給食は両市民の交流をさらに深めるために昨年実施したワークショップの中で、18年度のネパール派遣に参加した中学生が提案したアイデア。ネパールへの関心を高める機会にしようと、市内全小中学校で提供することになった。

ダルバートは豆のスープ(ダル)、ごはん(バート)、おかず(タルカリ)、漬物(アチャール)などがセットになった一般的な家庭料理。この日の献立は学校給食センターの栄養士が駒ケ根青年海外協力隊のネパール語講師から指導を受け、給食用にアレンジしたもので、調理時間の都合で提供できなかった豆のスープを除く5品を一皿に盛り付けた。

東中学校では生徒約200人が来賓の関係者と一緒に昼食。エスニックな香り漂う教室で、独特の風味を堪能した。ネパール料理の給食を発案した3年生の小木曽愛結さん(15)は「工夫されていておいしい。東中とネパールの距離が近付いたようでうれしい」と笑顔で話していた。

市内では12日に赤穂小と赤穂中、14日に赤穂東小と赤穂南小でもネパール料理の給食を提供する。

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