ライチョウ生態紹介 高橋広平さん講演

LINEで送る
Pocket

ライチョウの生態について話す高橋広平さん

県鳥で国特別天然記念物のライチョウを専門とする写真家高橋広平さん=安曇野市=の講演が21日、駒ケ根市のJR駒ケ根駅前ビル・アルパであった。「拝啓、雷鳥さま~写真でみる神の鳥の生態」と題し、撮影を通じ四季を通じて高山帯で触れたライチョウの魅力を紹介した。

高橋さんは北海道出身。長野県に移り住み、2007年にライチョウに一目ぼれし、独学で写真を始めて安曇野を拠点に撮影を続けている。

講演では、メスが抱卵する様子やオスが縄張りを見張る姿、青空を背に飛翔する場面などを捉えた写真を紹介しながら、「冬は寒さを防ぐため雪に埋まってる」「メスに繁殖能力がなくなってもつがいになることもある」などと説明。「初夏に残雪の近くに行くと、新芽を食べるライチョウに出会えるかもしれない」とも助言した。

ライチョウは気温が26度以上になると体調不良になるなど暑さに弱く、「温暖化など生息環境の変化が心配」とも。「ライチョウをはじめ山岳にすむ動植物にとって人間は招かれざる客。そこに行くのであれば、相手の立場で気を遣うことが環境を維持するために大切だと思う」と話していた。

駒ケ根市の中央アルプス雷鳥サポーターズクラブが「オープン講習会」として開催。会員や一般住民ら約40人が聴講した。

おすすめ情報

PAGE TOP