伊那でリサイタル 声楽家の井口達さん

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故郷でリサイタルを開く井口さん

伊那市出身でドイツ在住のバリトン歌手、井口達さん(33)が6月1日午後6時30分から、リサイタル「愛と酒に酔う―オペラガラコンサート」を同市の県伊那文化会館小ホールで開く。ソプラノ歌手川鍋碧里さん=同市出身=、ピアニスト北澤郷子さん=駒ケ根市出身=も出演。本場ドイツで活動する声楽家が、同郷の音楽家と共に故郷で歌声を響かせる。

井口さんは伊那北高校理数科の卒業生。東京藝術大学声楽科に進学し、同大学大学院修士課程を修了後、2012年からドイツに留学。ヴュルツブルク音楽大学を経て、ヴュルツブルク大学で声楽やドイツ文学を学んだ。今年3月にヴュルツブルク大学を卒業し、ドイツを中心にオーケストラの演奏会に出演するなどしている。

古里で開くリサイタルは、15年に続き2回目。「オペラでは愛と酒が重要なキーワード」との自らの考えから、愛や酒が登場する演目を集めた。遊び人な主人公が花嫁を口説く「手を取り合って」(歌劇ドン・ジョヴァンニより)は、花嫁役の川鍋さんとの掛け合いが見どころ。歌劇カルメンの「闘牛士の歌」では酒場に現れた闘牛士を演じ、情熱的な歌を聞かせる。

川鍋さんとは初共演で「化学反応が楽しみ」と語る。北澤さんとは4年ぶり4度目の共演となり、「自分の成長を見せられたら」と再び同じステージに立てる喜びを口にした。「オペラを知らない人にも気軽に楽しんでもらえるコンサートにしたい」とし、演奏中に歌詞の日本語字幕を投映予定。「映画を見る気持ちで来ていただけたら」と来場を呼び掛けている。

入場料は一般2500円、学生500円。全席自由。問い合わせは実行委員会(電話080・5145・4205)へ。

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