災害時倒木除去協力 諏訪市と早川実業協定

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倒木除去に関する協定書を取り交わす金子ゆかり市長(右)と早川伸一社長

諏訪市は16日、木材運送や森林整備を手掛ける早川実業(岡谷市)と災害時の倒木除去の協力に関する協定を締結した。市民生活に大きな支障を与える場合の倒木除去を市の要請に基づき同社が行う。市によると、倒木除去に関する協定は初めて。同社は森林整備部の機能を諏訪市湖南に置いていることから同市と結んだ。

昨年9、10月に発生した台風21、24号は八ケ岳山麓地域に倒木による電線切断など大規模停電をもたらした。近年は災害時の倒木が住民の暮らしに大きな影響を及ぼしている現状を受け、同社は業務にちなんだ地域貢献を検討。高い位置の木材を機械でつかんで切断するカッターを備え、切った木材を運搬できる特殊な車両を所有していることもあり、市に協力を申し出た。協定には同社が出向いた現場で把握した災害状況を市に連絡することも明記した。

市役所で開いた調印式で金子ゆかり市長は「昨今は災害が激烈化している。効率のよい迅速な倒木処理に期待したい」と感謝した。早川伸一社長(59)は「仕事を通じて市に恩返ししたかった。24時間態勢で対応したい。ぜひお役に立ちたい」と述べた。

市は今年3月、災害時の電力供給など相互連携・協力に関する協定を中部電力の社内カンパニー「電力ネットワークカンパニー」諏訪営業所(下諏訪町)と結んでおり、災害時に支障となり得る樹木の事前伐採(保安伐採)について項目を盛り込んでいる。

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