のろしリレーを山梨へ 諏訪でフォーラム

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のろしを活用しての地域連携について考えたフォーラム

のろしを活用しての地域連携について考えたフォーラム

第2回武田信玄のろしフォーラム(武田信玄狼煙会諏訪地区主催、長野日報社など共催)は16日、諏訪市博物館で開いた。長野、山梨両県内から約100人が参加。基調講演やパネル討論を行い、のろしを活用した地域連携のあり方を考えた。

武田信玄狼煙会諏訪地区は戦国時代の武将信玄が情報伝達に用いたとされる「のろし」を再現するイベント「武田信玄狼煙リレー」の諏訪地方の実行組織。のろしリレーを下伊那―上伊那―諏訪の県内ルートから、さらに山梨県までつなげないかと催した。

基調講演は山梨県笛吹市の釈迦堂遺跡博物館の副館長八巻與志夫さんが行い、のろしについては「実態はよく分かっていないが、あまり複雑でなく、経費もかかりすぎないで、相手が読み違わないようにしただろう」と推測。その上で「再現は貴重」と話した。

パネル討論は「のろしリレーを活用した地域連携の取り組み」がテーマ。八巻さんら7人がパネリストになり、それぞれの立場から意見交換した。

武田信玄狼煙会の相談役原董さん=下伊那郡下條村=は「信玄は、のろしを通して、人と人とのつながりを豪族たちの中へ植え付けていった」と指摘した。甲斐市長の保坂武さんは山梨県内ののろしの再現状況を報告した。

飯田・伊那地方と諏訪地方の丼物を通して地域おこし活動に取り組む信州天竜川どんぶり街道会長の宮坂友子さん=諏訪市=は「地域のイベントにお互いが行き来し、情報交換もしながら地域の単体や個店ではできないことを多くの力で盛り上げている」と活動報告、広域連携の大切さを語った。

休憩時間には近くの武居城跡からのろしを上げ、参加者は博物館前から見学。武将らに扮して観光推進と地域活性化に取り組む山梨県の有志グループ「風林火山甲陽戦国隊」の演舞の披露もあった。

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