県が「感染症対策室」設置へ

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県は27日、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく新型コロナウイルス感染症対策本部の第1回会議を県庁で開き、危機管理部消防課に対策の総合調整を担当する「新型コロナウイルス感染症対策室」を設置することを決めた。4月3日付で、9人の職員を配置する。

本部長の阿部守一知事は「いつどのようにフェーズが変わっていくか見通しにくいので、先々を見越していろいろな状況で迅速に対応が行えるように」と各部局に指示。県民や団体に特別措置法に基づく協力要請が必要かどうか検討し、必要な措置を速やかに講じるよう求めた。

終了後の会見で阿部知事は今週末は感染が拡大している他の都道府県への不要不急の往来は控えること、集団感染を防ぐため密閉空間や人が密集する場所、密接な接触を避けることなどの対策を改めて県民に呼び掛けた。

阿部知事は松本市で24日に確認された感染経路が不明な患者について、26日の専門家懇談会の見解も明かした。専門家からは「他の感染者が存在する可能性も否定できない」と警戒する見方の一方で、「通常のウイルスの潜伏期間を考えると、ほかに患者が発生しているとすれば、すでに顕在化している可能性が高い」が、実際には発生の確認がないことを安心材料とする見方も示されたといい、阿部知事は「全体としてみると、松本地域の皆さんには基本的な感染症対策の徹底を呼び掛けるというのが専門家の認識」とした。

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