ニッコウキスゲ再生事業 子どもたちが苗植栽

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ニッコウキスゲの苗を植える子どもたち

諏訪市の小和田牧野農業協同組合(宮坂忠彦組合長)が2007年度から、霧ケ峰蛙原の所有地で取り組むニッコウキスゲの再生事業で5日、苗の植栽作業が行われた。同市城南小学校、諏訪中学校の児童、生徒や保護者、諏訪地区のボーイスカウトのメンバー、霧ケ峰の自然を守ろうと活動する住民有志ら約110人が参加。再生に取り組むエリア「花畑」に児童、生徒や組合が育てた苗約900株を植え付けた。

苗は、同組合が同所で採取したニッコウキスゲの種を児童、生徒らが一時期育て、その後組合が管理して成長させた。参加者は定植のために掘った穴に苗を植えて水をかけた。子どもたちは元気に育つよう願いながら作業に励んでいた。

家族で参加した城南小5年の飯田琥汰郎君(10)は「ニッコウキスゲが元気に育ち、きれいな花を咲かせてくれたらうれしい」と期待した。宮坂組合長(67)は「今年も皆さんの協力でニッコウキスゲを植えることができた。感謝している」と話した。

「花畑」は2カ所あり、計1.7ヘクタール。ニホンジカの食害で深刻な被害を受けたが、再生事業によって近年は徐々に根付く株が増えている。同日は多くのニッコウキスゲが咲き、参加者の目を楽しませた。

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