新型コロナ対応助言 高齢者施設に医師ら派遣

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新型コロナウイルスへの対応について川井医師(左奥)の助言を聞く施設スタッフら=茅野市の桜ハウス宮川

茅野市と諏訪郡医師会茅野・原地区医師会は、市内の高齢者施設に新型コロナウイルス感染予防策を助言するため医師や保健師を派遣している。第2波に備え、感染者が確認された場合の対応や職員の悩みについて相談に乗り、不安解消を図る。7日は通所介護や短期入所などを行う「桜ハウス宮川」(同市宮川長峰)を訪れた。

市内外の施設にアンケートを実施した医師から4月に専門職派遣を求める提言を受け、対応している。要望のあった市内18施設を対象に6月中旬から始め、同医師会所属の医師1人と市保健師2人を基本に訪問している。

桜ハウス宮川にはリバーサイドクリニックの川井隆弘医師や保健師ら3人が訪れ、施設側の5人とコロナ対策の状況を確認しながら意見交換。職員は利用者と接する際の感染対策や感染者が確認された場合の対応などを熱心に質問した。

川井医師は感染防止には手洗いやマスクといった基本が大切とし、マスクを外す食事時間の接触に気を付けるよう求めた。スタッフや利用者の体調管理について個別に確認するのに加え、「施設全体の体調不良者の人数の把握を」と助言した。

おやつ作りといった利用者のお楽しみ会については「ゼロリスクを目指すと、交流が少なくなり認知症が進む可能性がある。リスクを下げてやってもらえれば」とした。

施設を運営する企業の花岡憲彦社長は「介護サービスは密接が避けられない。丁寧な説明を頂き、参考になった」と話した。

市によると、入所施設では要望に応じて感染者を想定して隔離するゾーニング方法を意見交換している。施設派遣は8月中旬で終わるが、再訪を計画しており、障がい者施設への訪問も検討している。高齢者・保険課は「施設スタッフと顔つなぎをして、何かあった場合に気軽に相談できるようにしたい」としている。

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