伝統の「年の始め」で無病息災 伊那市御園

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松や竹を飾ったリヤカーを先頭に元気よく地区内を歩く子どもたち

伊那市御園で1日夕、伝統行事「年の始め」が行われた。角灯籠を手にした約30人の子どもたちが、松や竹、しめ縄を飾り付けたリヤカーを先頭に地区内を歩き、無病息災や五穀豊穣を願った。

子どもたちは御園地域交流センター「区民館」前に集合し、出発の会を開いた。伊那公民館御園分館の中村功分館長は「皆さんが歩くことが無病息災につながり、作物がとれるようになる。今年はそれに足して、皆さんの元気で新型コロナウイルスを追い払ってください」と呼び掛けた。

元日にちなんで「一月一日」の歌を流し、角灯籠にはろうそくをともしながら暗くなるまで地区内を歩いた。

勉強や習い事が上達するようにと願う、天神様に由来する行事ともいわれ、同地区では100年以上続いている。同区青少年育成会の金子文雄会長は「昔は荷車で、道も舗装されていなくて、車輪が外れそうだった。歌も自分たちで歌って歩いたものだった」と子どもの頃を懐かしんでいた。

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