伊那市長谷中 地域住民と開発のラー油発売

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ラー油の搾りかすを活用した甘辛いたれ「元気だで」をPRする長谷中の生徒と地域住民ら

伊那市長谷中学校で作るラー油「長谷の太陽」の搾りかすを使って、生徒と地域住民が協力して甘辛いたれ「元気だで」を開発し、7月1日から販売を始める。同校は高遠藩主内藤家ゆかりの「八房とうがらし」を栽培しており、地域おこしに向けたコラボレーション商品。学校近くの道の駅南アルプスむら長谷の農産物直売所で、伝統野菜の新たな加工品として売り出す。

同校は2016年からトウガラシを栽培し、18年に「長谷の太陽」を商品化。これまで使い道のなかった搾りかすを活用し、地域住民がたれのレシピを考案した。おかずにもなるたれは、刻んだトウガラシやニンニク、ネギに、米こうじやしょうゆが加わり、まろやかな辛さとうまみが特長だ。

昨年に道の駅の食堂で肉料理に添えたところ、購入したいとの声が数多く寄せられ、市地域おこし協力隊員らの協力で商品化した。商品名には伊那谷の方言「だで」を取り入れ、コロナ禍で活気のない地域を元気づけたいとの願いを込めた。地元の農産物加工施設「気の里工房」で製造し、生産量は年間400~600個を見込む。

今後は生徒がパッケージのラベルをデザインする予定。生徒は「地域の人から観光客まで多くの人に食べてもらいたい」。市地域おこし協力隊員の宮川沙加さん(29)は「ご飯のお供や万能調味料にもなる。地域の連携でできた商品が、元気への突破口になれば」と話した。

夏季は100個限定。1パック180グラム入りで、価格は税込み750円。問い合わせは同直売所(電話0265・98・2955)へ。

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