御柱祭安全曳行へ 市町村に実行委協力要請

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茅野市の今井市長(右)に要請書を手渡す笠原実行委員長

来年春の諏訪大社上社御柱祭に向けて、諏訪大社(北島和孝宮司)と諏訪大社上社御柱祭安全対策実行委員会(笠原透委員長)は26日、御柱曳行に関わる環境衛生や雑踏警備、救急救護への協力を茅野市と諏訪市に要請した。「コロナ禍だが従前の御柱に近いものをやりたい」などと語り、前回同様の対応に理解と協力を求めた。

実行委の笠原委員長や小海昌訓環境整備部会長、地元大総代、諏訪大社の原弘昌権宮司ら10人前後が参加し、午前に茅野市、午後に諏訪市を訪問。仮設トイレの設置や公的施設のトイレ開放、ごみ分別容器の設置、曳行綱の焼却、消防団による雑踏警備、観光客の誘導、警察や安協との連絡調整など12項目について行政の協力を求めた。

このうち諏訪市役所では、原権宮司が「新型コロナの特殊な事情の中だが、知恵を絞って安全に一番いい形で御柱祭を進めることができれば。お力添えをたまわりたい」とあいさつ。笠原委員長は「みんなが喜んでいただけるような御柱祭にしたい。ご協力をお願いします」と述べた。

金子ゆかり市長は「安全で無事にお祭りができるよう行政の責務を果たしたい」と語った。ワクチン接種は11月中に完了予定だが「感染リスクはゼロではない。感染症を想定した段取りを作って」と指摘。年内にも御柱祭関係機関と「連絡会議」を組織し、詳細な検討に入る予定だ。

茅野市役所では、今井敦市長が仮設トイレ設置やごみ分別の関係経費を盛った予算案を市議会9月定例会に提出する意向を明らかにした。小海部会長は感染対策に言及し、「柱につく氏子には積極的にワクチンを接種してほしい」と期待。今井市長は、要望への対応を進めるためにも「曳行計画を遅くても10月初旬に示してほしい」と求めた。

要請書は28日に原村の五味武雄村長に届ける。富士見町は町長選終了後に提出する予定。

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