御柱祭フィナーレ 垂れ幕に氏子の熱い思い

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コロナ禍で迎えた御柱祭。氏子たちのさまざまな願いを乗せた垂れ幕が揺れた=春宮二

諏訪大社御柱祭の下社里曳きがフィナーレを迎えた16日、天に向かって建つ御柱の傍らに、氏子の願いをしたためた垂れ幕が下ろされた。新型コロナウイルスの影響で異例の大祭となる中、感染症の収束と平和、次代への継承、感謝などの熱い思いをメッセージに表現。見上げる氏子たちの表情は達成感にあふれた。

前日、岡谷市長地地区が担当した春宮二は、午前11時30分ごろ直立。垂れ幕に「氏子の協力に感謝、大社に我が御柱建つ コロナに打ち勝ち、頑張ろう」の力強い文字が並んだ。コロナ禍でトレーラー運搬となった山出しを耐え忍び、里曳きに思いを募らせてきた氏子たち。協力一致で人力での曳行をかなえた喜びとともに、困難を乗り越え未来へとつなぐ気持ちをつづったという。

最終日に同市湊、川岸、長地の3地区が建てた秋宮二では、「氏子の皆様ありがとう」の幕が垂らされた。川岸地区大総代で曳行長を務める中島弘雄さん(68)は準備も従来通りとはいかず、「それぞれ地域や家族ぐるみでの協力があった」と感謝。立派な御柱を見詰め、「これまでの苦労が吹き飛ぶ3日間になった」と笑顔を見せた。

各地区の主なメッセージは次の通り。

●春宮一「幾多の困難乗り越えて春一御柱ここに建つ」

●春宮二「氏子の協力に感謝、大社に我が御柱建つ コロナに打ち勝ち、頑張ろう!」

●春宮三「祈 安寧平和」

●春宮四「祝 氏子の皆様七年後にあいましょう」

●秋宮一「伝え継ぐ御柱の技 天へ通じる光の道よ」

●秋宮二「氏子の皆様ありがとう」

●秋宮三「御柱・思いをこめて次代へ繋ぐ!! 七年後に会いましょう」

●秋宮四「大祭を結ぶ秋四御柱」

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