南信工科短期大学校 初のフェア50団体出展

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ブースを回り、企業の担当者から事業内容について説明を受ける来場者=南信工科短期大学校

ブースを回り、企業の担当者から事業内容について説明を受ける来場者=南信工科短期大学校

南箕輪村の南信工科短期大学校で12日、ものづくりに関する教育や産業に目を向けてもらうイベント「人材ふれあいフェア」が初めて開かれた。南信地方の製造業者や工業高校など約50団体が、それぞれの活動を紹介するブースを出展し、同校教員らが実技指導する「ものづくり体験教室」も実施。中高生を中心に一般市民らが来場し、高度なものづくり技術を誇る南信地域の魅力に触れた。

同校の支援組織「南信工科短大振興会」や上伊那産業振興会などが主催。若者の流出が課題となる中、同大学校を人材育成の拠点に据え、若者が地域で学び活躍する風土をはぐくもうと企画した。

会場では、各企業が事業内容を分かりやすく伝えようと、製品模型を展示。磁気センサーを感知して動くミニチュア車、制御盤の内部の模型、飛行機の機体の精密加工部品などがずらり。高校生たちも、独自製作したエコカーなどを並べて研究成果を披露。来場者たちは、興味深そうに見入り、出展者の説明に熱心に聴き入っていた。

箕輪中学校1年の伊東直君(13)は「すごい技術を持っている会社がたくさんあって、びっくりした。ものづくりに関心があるので、将来、伊那で働くのもいいかもしれない」と笑顔を浮かべた。

ものづくり体験教室では、同校の最新機器を利用する機械加工体験や人工ルビーの制作などを同校教員らが実技指導。大石修治校長の講演もあり、「ものづくり産業は人類の幸福に貢献する。産業の継続発展には、人材育成が一番重要だ」と述べた。

上伊那産業振興会の向山公人会長は「若者たちにものづくりの楽しさを知ってもらい、次代を担う人材へと成長してもらえれば」と期待していた。

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