発酵食品巡りウオーク 塩嶺王城観光協議会

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産業観光ウオーキングでみそ造りを体験する参加者=岡谷市の喜多屋醸造店

産業観光ウオーキングでみそ造りを体験する参加者=岡谷市の喜多屋醸造店

岡谷、塩尻、辰野の3市町でつくる塩嶺王城観光開発協議会は12日、3市町のワイン、日本酒、みその蔵元を鉄道と徒歩で周遊する「発酵食品を巡る」と銘打った産業観光ウオーキングを開いた。募集定員20人に対して諏訪地方を中心に14人が参加。蔵元の見学や試飲、みそ造りなどを体験した参加者は、「面白かった」「地元の伝統産業を大事にしたいと思った」などと話し、企画を評価していた。

参加者は午前9時に塩尻駅に集合し、徒歩と電車を乗り継いで五一ワイン(塩尻市)、小野酒造店(辰野町)、喜多屋醸造店(岡谷市)の3カ所を巡った。このうち、喜多屋醸造店ではみそ造りを体験。あらかじめ用意された煮大豆と米麹、塩をビニール袋の中でつぶしながら良く混ぜて、みそ造りの基本を理解していた。

参加者の一人で、来日13年目という松澤ナンシーさん(35)=諏訪市豊田=は、「イベントを探していてホームページで見つけて参加した。みそは普段から食べているが、大豆と塩以外に米麹が使われていることは知らなかった。大好きな日本酒の試飲もできて面白かった」と笑顔。諏訪市湖南の藤森亮忠さん(82)は、「各蔵元の経営者の姿勢が素晴らしい。すべてが勉強になった」と話し、企画を評価していた。

産業観光ウオーキングは昨年、3市町が費用負担して参加費を抑えたモニターツアーとして試行。今年は参加費を実費並みの3500円として本格的に実施した。ツアーを受け入れた喜多屋醸造店の佐々木一夫社長(58)は、「今ではみそはスーパーで買うものになってしまった。こうしたツアーで安全安心な地域密着型の地元の醸造店の存在を知ってもらえれば」と期待を込めていた。

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