学校歯科保健優良校 四賀小が文科大臣賞

LINEで送る
Pocket

給食の後は手鏡を持ち歯磨きをする習慣が根付く四賀小児童

給食の後は手鏡を持ち歯磨きをする習慣が根付く四賀小児童

長年にわたり歯・口の健康づくりに全校で取り組む諏訪市四賀小学校(矢崎進一校長、330人)は、今年度の「全日本学校歯科保健優良校表彰」で、最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。同小は4年連続で県の最優秀校として全国大会に出場、昨年までの3年間は日本歯科医師会会長賞を受賞した。保護者や地域、学校歯科医などの支えが後押しとなって、児童の日常的な活動が実を結んだ。

同表彰は歯科保健の向上を目的に日本学校歯科医会などが主催。園児から高校生までが対象で、今年度は都道府県代表の129校(園)が全国大会に臨んだ。このうち小学校の文科大臣表彰は3校が選ばれた。

表彰式は17日まで東京で開かれた全国学校歯科保健研究大会の席上行われ、「一連の活動は学校教育目標と連動し、継続できるシステムがしっかり構築され、一丸となって実践している」「歯科ボランティアの応援も大きい」と高く評価された。

四賀小の活動は2005年、06年の文科省の歯・口の健康づくり推進校の指定から始まった。給食後は毎日、全校一斉に手鏡を見ながら歯磨き。8の付く日は「歯の日」、3の日は「歯みがきサンバの日」と重点日を決め、児童会保健委員会が中心となって映像や音楽、クイズで趣向を凝らす。

歯の日は低学年の姉妹学級に出向いて、磨き方を一人ひとりチェック。一昨年から歯の強化や虫歯予防に効果があるフッ化物による洗口を始めた。給食は「良くかむメニュー」を積極的に取り入れている。一方、保護者にも関心を促す取り組みを展開、学校と家庭の連携を深めている。

また活動の一端として、磨き残し部分が赤く染まる「染め出し」や、養護教諭が一人ひとりを毎年撮影する口腔写真などで、自分の口の中の観察も続ける。これらの記録、資料は各自が「歯ッピーBOOK」を作り、6年間分をファイルしている。

伊藤真紘保健委員長は、「初めての1年には磨き方の見本を見てもらい、楽しくできるように頑張った」。同校に長年携わる池田守人学校歯科医長は、「総じて口の中がきれいで虫歯も少なく、口腔衛生のレベルが高い。歯を通して学校がひとつになっている」と評価した。

伊東初枝養護教諭は「周囲の人たちの協力もあって、子どもたちはさまざまな活動に取り組み、習慣づいていることが評価されたと思う」と喜んだ。

おすすめ情報

PAGE TOP