ザザムシ漁解禁 上伊那の天竜川

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伊那市内の天竜川の浅瀬でザザムシ漁をする中村さん

伊那市内の天竜川の浅瀬でザザムシ漁をする中村さん

伊那谷の冬の風物詩「ザザムシ漁」が1日、上伊那地方の天竜川水系で解禁された。漁の許可を受けた天竜川漁協の組合員が、浅瀬に四つ手網を仕掛けて、伊那谷の珍味を水揚げした。

ザザムシはカワゲラやトビゲラ、ヘビトンボなどの幼虫の総称。上伊那地方では、昔からつくだ煮にして食べられていて、食文化として根付いている。

1日朝は、あいにくの小雨模様。「心待ちにしていた」というザザムシ漁歴約40年の中村昭彦さん(72)=伊那市=は伊那市の春近大橋付近の浅瀬に、四つ手網を張った。くわや脚を使って、川底の石をひっくり返すと、石から離れたザザムシが水の流れに乗って網に掛かった。

「(今年は)例年並みぐらいには捕れそう」と中村さん。「寒さが厳しくなる12月末以降、脂が乗っておいしくなる。これからが楽しみ」と目を細めた。

猟期は来年2月末まで。漁には「虫踏許可証」が必要で、天竜川漁協によると、1日朝までに取得した組合員は10人。例年よりも、やや多いという。

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