情感豊か古田人形芝居 箕輪で定期公演

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舞台上で熱演する箕輪中古田人形部の生徒たち

舞台上で熱演する箕輪中古田人形部の生徒たち

県選択無形文化財に指定されている、箕輪町の古田人形芝居の2016年度定期公演が3日、町文化センターで開かれた。地元の同保存会、箕輪西小学校古田人形クラブ、箕輪中学校古田人形部の3団体が出演。江戸時代中期から続く伝統の人形芝居を情感豊かに演じ、観衆を魅了した。

町教育委員会が主催し、各団体が練習成果を披露する場として毎年この時期に開いている。保存会により舞台を清める「三番叟」で開幕。箕輪西小が「傾城阿波鳴門―順礼歌の段・現代語訳」、箕輪中が「生写朝顔話―宿屋の段」、保存会が十数年ぶりとなる「壺坂霊験記」を披露した。

箕輪中の「生写朝顔話」は、すれ違う男女の悲恋を描いた物語。生徒たちは太夫の語りや三味線に合わせ、盲目の旅芸人の女が頼りなげに杖をついて歩いたり琴をつまびく場面を演じ、わずかな動きで心の機微も巧みに表現した。

保存会の柴登巳夫会長は「小学校は25周年の節目で、中学校でも40年近く活動している。親子2代で演じる人も多くなった」と継承活動の成果を語り「今後も地域の皆さんに関心を持ってもらえるよう、積極的に取り組みたい」と話していた。

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