寒天作り本格化 茅野

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青空の下で今季最初の天出し作業=茅野市宮川の五味喜一商店

青空の下で今季最初の天出し作業=茅野市宮川の五味喜一商店

冬の寒さを利用した諏訪地方特産の角寒天作りの季節を迎え、茅野市宮川の「イリイチ」(小池隆夫社長)と「五味喜一商店」(五味喜一社長)で5日、青空の下、生天を田んぼに並べる天出し作業が始まった。寒さとともに各工場で本格化し、来年2月上旬まで、わらを敷き詰めた干し場に冬の風物詩の寒天作りの光景が広がる。

五味喜一商店は、昨年より1週間ほど早いが、ほぼ平年並みのスタート。気温は氷点下にならなかったが、翌日からの冷え込みを見越した。

青森県などから9人が働きに来ており、前日に大釜で原料のテングサを煮込んで準備。5日未明から、もろぶた(箱)に流し込み、固まってから生天を棒状に切り、屋外の専用の台に並べていった。天日の下で凍結と融解を繰り返し徐々に水分が抜け角寒天になる。

同社は今季1日1万6000本、計100万本を生産予定。五味社長(88)は「昨季は暖冬で生産量が減ったが、蓄えていた分で御柱祭や健康ブームの需要にも応えられた。今季はフル稼働できそうで期待している」と話していた。

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