西武・水上投手応援観戦15日 宮田村をPR

ベルーナドームで観客に配布する宮田村のPR用うちわ
宮田村南割出身でプロ野球埼玉西武ライオンズの水上由伸投手(25)の応援観戦ツアー「水上由伸投手のふるさと長野県宮田村ナイター」は15日、ホームのベルーナドーム(西武ドーム、所沢市)で開く。地元からは住民ら120人が観戦。会場では村をPRする特製うちわ1万本を観客に配布するほか、村産の酒類や米、リンゴなどの販売などを通じて、全国に宮田村をアピールする。
企業や自治体などがゲームスポンサーとなり、その日の試合に合わせて物販やPR活動などができる機会。同村出身の水上投手を地元から盛り上げようと、同村が初めてスポンサー契約し「ふるさとナイター」が実現した。
同日の対戦相手は東北楽天ゴールデンイーグルス。地元からは水上投手の後援会「由勝会」会員や一般のファンらが大型バス3台で駆け付け声援を送る。
また、村内で操業する本坊酒造マルス信州蒸溜所や南信州ビールのウイスキー、地ビール、ワイン、宮田豆腐工房による各種商品、タカノ産蜂蜜ほか、村内菓子店製造の菓子類を駅前広場の物販ブースで販売。場内には村の登り旗40本を設け、PR動画を流すなど、宮田村を全国に発信する。
当日は始球式の大役を担う小田切康彦村長は「自分の投球が一番心配だが、多くの皆さんが集まる場所。精いっぱい村をPRし、水上投手を応援したい」と話している。