伊那の田楽座 住民らと餅つき

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一般来場者も餅つきやおはやしに参加した田楽座の「でんがくもちつき」

一般来場者も餅つきやおはやしに参加した田楽座の「でんがくもちつき」

伊那市富県の歌舞劇団田楽座は24日、年末恒例の餅つき大会「でんがくもちつき」を同劇団食堂前の青空広場で行った。県内外の田楽座ファンや地域住民ら約60人が参加して座員と交流し、餅つきを体験した。軽快なおはやしが鳴り響く中での餅つきで、田楽座らしい演出で今年を締めくくった。

20年近く続くイベントで、当初は全国のファンらとの望(忘)年会の行事として行っていた。近年は地元の人たちの参加も多くなり、年々にぎやかに。参加者は田楽座の舞いやおはやしを楽しみながら餅をつき、つきたてを一緒に味わっている。

家族4人で初めて参加した市内の男性は「誘われてやってきたが、クリスマスに餅つきなんて何か斬新。和風クリスマスかな」と話し、餅つきにも参加してきねを振るった。観光で訪れたフランス人たちも初めての餅つきや太鼓を体験し、日本の文化を楽しんでいた。

餅つきの最中は、座員や飛び入りの人たちが笛や太鼓で景気づけをした。「仕事をはやすのは田楽座のお得意。おはやしとはもともとこういうものです」と座員ら。餅つきを体験する人たちも調子の良い掛け声に後押しされて、きねを振り下ろすピッチを上げていた。

餅つき前には、ばち供養も行った 。座員らが公演や稽古で使い古したばちや傘、竹刀などの小道具に感謝してたき上げ、供養の舞を奉納した。

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