微生物で活性化 原村で独自ブランド米

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諏訪大社の商標を取得して独自ブランド米を販売する伊藤さん(右)と佐伯さん

諏訪大社の商標を取得して独自ブランド米を販売する伊藤さん(右)と佐伯さん

農業法人美里園の伊藤誠社長(51)=原村中新田=と、おいの佐伯幸平さん(25)=富士見町落合烏帽子=は、諏訪大社の商標使用許可を得て、独自ブランド米の販売を始める。標高の高い原村でもおいしい米が作れることを知ってもらいたい―との思いを込め、こだわり農法で作ったおいしい米を消費者に届ける考えだ。

伊藤さんと佐伯さんは、原村を中心に約5ヘクタールの水田で、農薬使用を最小限に抑え、微生物を活性化させるこだわりの栽培手法で独自ブランド米「星の雫」と「美天の星」(いずれも未検査一般米)などを栽培している。

伊藤さんによると、かつては標高の高い地域ではおいしい米が作れないと言われていたが、近年は品種改良も進み、温暖化の影響もあり、標高1000メートルを越える場所でも良質の米が取れるようになったという。

そこで伊藤さんと佐伯さんは、原村でもおいしい米が栽培できることを多くの人に知ってもらうため、独自ブランド米としての販売を決意。自分たちの米の評判が上がれば原村産米への注目も高まると考えた。

栽培技術の向上などにより、大抵の農家でおいしい米が作られるようになったが、伊藤さんは「産地間競争に勝つためにはPRや流通、販売が農家の大きな課題になっている」と指摘。原村産米に注目を集める一つの手段として諏訪大社の商標を取得した伊藤さん。米の袋に諏訪大社の文字を入れる予定で「こだわっておいしく安全な米を作っても、PRや流通がうまくいかなければ売れる米にはならない。少しでも地域農業の活性化につながる取り組みになれば」と話している。

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