副業体験、映像制作学ぶ ヤツキャリアが講座

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ちとせアグリベースの畑でスタッフにインタビューする講座の参加者

富士見町に今年設立された合同会社「ヤツキャリア」は18、19日、副業の選択肢となる映像制作方法を学ぶ「副業体験映像クリエイター講座」を同町と原村で開いた。東京都や諏訪地域から5人が参加。人材不足といった課題解決を目的にした紹介動画作りのため、原村のちとせアグリベース(旧八ケ岳中央農業実践大学校直売所)の社員にインタビューした。

ヤツキャリアは同町のコワーキングスペース「森のオフィス」のワークショップ「イグナイト」を経て、大手人材情報サービス会社の土井香奈さん=原村=が設立。講座は、副業のきっかけ作りや事業者の課題解決に役立てようと企画した。

18日は森のオフィスで、同町の映像クリエイター栗原大介さんを講師に、撮影のコツや編集方法などを受講。19日はちとせアグリベースで、仕事を紹介する映像を撮った。

販売スタッフらの撮影を終えた参加者は、直売所で販売する野菜を育てる國松源史さん(23)にインタビューした。入社した経緯や仕事のやりがい、どんな人と働きたいかなどを聞き、自身のスマートフォンで収録。ホウレンソウを収穫する場面や採れた野菜も撮り、工夫を凝らして素材を集めていた。

ちとせアグリベースの徳竹暢子さんは「幅広い人に興味を持ってもらえる動画ができるとうれしい」と期待。東京都から参加した女性は「働いている人、土地の魅力を引き出せる動画に仕上げたい」と意気込んだ。

撮り終えた映像は個々で編集作業を進め、来年1月にちとせアグリベースに提案する。

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