経木作品が完成 上農高生が富県小児童に協力

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経木作品の最後の仕上げに取り組む富県小6年生と上伊那農業高里山コースの3年生

木を薄く削った「経木」を用いてランプシェードやアート作品の制作に取り組んできた伊那市富県小学校6年生が28日、作品を完成させた。上伊那農業高校(南箕輪村)コミュニティデザイン科里山コース3年生が協力し、児童23人は構想から1年かけて手作り。木のぬくもりを感じながら、完成の喜びを生徒たちと分かち合った。

昨年末から続ける交流活動の一環で、経木を用いた作品制作の経験がある上農高生が手ほどきした。材料となるアカマツの伐採作業も児童と生徒で一緒に体験するなど、制作を通して森林資源の活用にも触れてきた。

富県小で行ってきた制作は数回にわたり、この日が最終回。あんどん風に経木を丸めるなどアイデアを凝らしたランプシェードや、デザイン性豊かな飾り物など個性豊かな作品が出来上がった。

経木を丁寧に編み込んでシェードを作った児童(12)は「インターネットで調べて、かっこいいと思ったデザインにしてみた。作業は大変だったけれど、生徒の皆さんにいろいろなことを教えてもらって仕上げることができた」と喜んだ。

児童に寄り添いながら制作を手助けした生徒(17)は「小学生ならではのアイデアに触れることができて楽しい1年だった。子どもたちとコミュニケーションを取った経験を、社会に出ても生かしたい」と目を細めた。

完成した作品は富県小の校内に展示するなどして披露する。

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