「平和の祈り」金澤さん揮毫 伊那のはら美術

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大勢の人たちが見守る中、「平和の祈り」と揮毫する金澤翔子さん

大勢の人たちが見守る中、「平和の祈り」と揮毫する金澤翔子さん

ダウン症の天才書家として知られる金澤翔子さん(30)=東京都=が5日、伊那市坂下のギャラリー「はら美術」で席上揮毫を行った。開催中の書作展「金澤翔子の世界展」のイベントで、約200人が見守る中、「平和の祈り」と書き上げた。

拍手の中登場した金澤さんは、集まった人たちに「うまく書けるように応援してください」と話しかけると、手を合わせ、目を閉じて気持ちを集中。「いきます」とひと声上げて、縦1メートル、横3・6メートルの書道用紙に大筆を下した。大きな紙にピタリと文字を納め、落款印を押すと、「心を込めて書きました。一緒に平和を祈りましょう」と再び手を合わせた。

ライブパフォーマンスには県内各地から見学者が訪れた。「一度見たかった」という飯田市の女性(83)は「翔子さんはかわいらしいし、作品も素晴らしかった」と感激した様子だった。

金澤さんは1985年、東京都生まれ。書家の母を師に、5歳で書を始めた。20歳になって初めての個展を開くと反響を呼び、国内外での個展、寺社への揮毫・奉納などと活動が広がっている。日本福祉大学准教授。

「金澤翔子の世界展」は10日まで。席上揮毫の作品も公開する。入場無料。午前10時~午後6時。問い合わせは「はら美術」(電話0265・74・0751)へ。

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